BB-8の制作(4)

前回ドームのプリントも終わったので次はボディのほうをプリントしていきます。ボディはVonjet Sphere V3.0.39というモデルを使用します。このモデルはほとんどの部品を3Dプリンターで作ることができるため人気のあるモデルです。

ダウンロードしたファイルの中には
1-Piece Circles
1-Piece Frame
1-Piece Supported Circles
2-Piece Circles
2-Piece Frame
Drive Hubs
Sequin Windows
Transducer Standoffs and Bracket
の8つのフォルダと
Bar Marking jig V3.0
V3.0.39 Locking_Flange x16
の2つの部品ファイルがあります。

まずは、Bar Markingjigからプリントします。
この治具はフレームを組み立てるときに使用するアルミのフラットバーの加工をするためのもので
長さと穴あけ位置を簡単に割り出すことができます。

治具で長さを決めたアルミバーをカットしたあとで、カットしたアルミバーを治具に挿入してクランプで固定して、ポンチで穴あけする部分をけがきます。1つのアルミバーにM4のタップ(下穴φ3.3)を4か所あけます。アルミバーは計24個作成します。

次にフレームをプリントします。
フレームは1ピースフレームと2ピースフレームがあり、1ピースフレームにはプリント時のサポートがモデルに組み込まれているものとそうでないものの2種類があります。
私は最初1ピースフレームをプリントしていましたが、プリンターの冷却能力が足りないせいかうまくプリントできなかったので、2ピースフレームでプリントしなおしました。

1ピースフレーム
ワンピースフレーム(荒れ)
2ピースフレーム
2ピースフレーム(接着前)

2分割フレームは4mmのプラ丸棒で位置決めして、アクリルサンデーで接着をしました。

フレームは全部で8つ作ります。それぞれのフレームは写真のように先に作っておいたアルミバーを挿入してボルトで固定します。アルミバーはすんなり入らないのでフレームの開口部をやすりで少しずつ削っていきます。半分程度入るようになったら、フラットバーにはんだごてを当てて加熱しながら差し込んでいくと入りやすくなります。奥まで入ったら冷えるのを待つといい感じでフラットバーの抜き差しができる程度のはめあいになります。

穴位置が少しずれていますが、ボルトを締めるとフレーム同士が寄ってきて隙間がなくなるように考えられているそうです。8つのフレームを仮組しました。

次回はサークルを作っていきます。

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